「麦ごはん」となる大麦は優れた栄養価を持つ食品で、特に最近注目を浴びている食物繊維を8.5%も含んでいます。
これは精白米の17倍以上、繊維の宝庫と言われているサツマイモと比較しても4倍も多い含有量となります。
食物繊維には、「水溶性」と「不溶性」の2種類があり、それぞれをバランス良く摂取することが好ましいとされています。
大麦には、この2種類の食物繊維がほぼ半量ずつ含まれており、まさに理想的と言えます。
また、摂取不足が問題となっているカルシウムも精白米の3倍も多く含み、カリウムは2倍、精白米より豊富に含んでいます。
大麦のこのような高い栄養価が、「健康食」と評価されている由縁なのです。